「同志社技術士会」は、同志社大学出身の技術士・技術士補を中心に構成される集まりです。2012(平成24)年、「良心技術者の育成」と、会員相互間の親睦と情報交換、知識の向上や母校及び社会への貢献などを目的に設立されました。技術士事務所を開業している方、各種企業または公的機関に所属している方、技術コンサルタントとして活躍される方など、2024(令和6)年現在約50名が所属し、本学出身技術士の人数拡大を目指してセミナーや講義を開催しています。
設立13年目となる今年は「増やそう 同志社大学出身の技術者を」をスローガンに、6月1日に理工会の協力を得てオンラインセミナーを開催し、技術士試験制度の概要や資格取得後のメリットについて、4名のOBの実体験をもとに説明しました。加えて11月2日には、理工会総会・リユニオン講演会に引き続いて、技術者のスキルアップと資格取得を目的とした出前講座を京田辺キャンパスにて開講しました。当講座では、前田伊瑞実氏による「技術士制度と技術者に求められる資質・能力」についての説明、また「事例紹介」として小田宗孝氏による「相反する条件における課題達成事例」、そして今野康之氏による「体験に基づく問題解決ストーリーの解説」の講義を行い、リアルとオンライン合わせて、約30名の参加を得ることができた次第です。
同志社大学及び大学院への貢献策の一環として、本年も5~6月上旬にセミナー、また11月の理工会総会と同志社クローバー祭に合わせて出前講座の開講を予定しております。新規の入会を常に歓迎していますので、ご興味をお持ちになった方がおられましたら、理工会ホームページから技術士会へお問い合わせください。