ゼミの思い出

変遷図

電気化学

2023年度卒業式

指導教員

稲葉 稔 教授

 

土井 貴之 教授

現在の研究室のメンバー

研究員    : 4人
秘書     : 1人
社会人ドクター: 1人
修士課程   :14人
学部4年生   : 12人

研究室の様子

実験室(燃料電池班)
 SC311室には蛍光X線分析装置(XRF)、SC318室には比表面積/細孔分布測定装置があります。XRFでは燃料電池のカソード反応に用いられる白金合金系触媒の組成割合を調べることができます。比表面積/細孔分布測定装置ではカソード炭素担体電極の比表面積や細孔分布を調べることができます。

蛍光X線分析装置(XRF)
比表面積/細孔分布測定装置

実験室(蓄電池班)
 SC309室には走査型電子顕微鏡(SEM)、エネルギー分散型X線分光器(EDX)があります。主に充電・放電を繰り返したリチウムイオン電池用電極の断面と表面を観察し、劣化状態と電解液の分解生成物の組成を解析します。試料を大気非曝露で挿入可能です。Arグローブボックス内でコイン型のリチウムイオン電池を作製します。

走査型電子顕微鏡(SEM)
Arグローブボックス

実験室(光喜館KK)
 光喜館には電池材料の合成に使用する機械がそろっています。遊星ボールミル装置を用いて電極や電解質材料の粉砕を行ないます。1000℃以上の昇温や雰囲気の制御(Ar, N 2 , NH 3 , O 2 )が可能な電気炉があり、燃料電池用触媒の合成やセラミックス系固体電解質の焼成を行ないます。2元ターゲット型マグネトロンスパッタリング装置があり、現在は全固体電池用負極の作製に活用しています。

遊星ボールミル
管状炉
スパッタリング装置

イベント

学会

 10月にアメリカ・アトランタで開催されたECS meetingに研究員の大門先生と修士2年の2人の学生が参加しました。3人とも燃料電池用触媒に関する発表を行ないました。 学生一人がポスター賞を受賞することができました!また、11月に福岡国際会議場で開催された電池討論会で大門先生と修士2年の4人の学生が発表しました。

ECS in Atlanta
電池討論会 in 博多

コロナ禍後復活したイベント

 今年はコロナ禍以前に恒例行事となっていたソフトボール大会、比叡会を開催するこ
とができました。9月のソフトボール大会では化学系の研究室10チームが対抗し、電化研が準優勝しました!

 来年は優勝を目指します。京都市内で行なわれた比叡会では2004年卒の宮坂さんからタイでの勤務について講演して頂きました。その後の懇親会では学生と社会人で話す機会があり、学生は貴重なお話を伺いました。

ソフトボール大会
比叡会