お知らせ

工学部岳稜会OBの東西対決ゴルフのご報告

 工学部電子工学科65年入学の後藤忠彦です。
 在学中は山岳系の同好会である工学部岳陵会に所属し、春、秋は京都の北山、夏は 北アルプスの15日間の夏山合宿、冬は八ヶ岳での冬山合宿とヤマボーイを満喫しました。
 就職は本社が東京にあるNECで日本の高度成長期でもあり、コンピュータ関連の仕事は それなりに充実したものでした。 現在は退職し、ゴルフ、テニス、陶芸、庭いじりと 日々過ごしていますが、退潮著しいこの日本の将来を憂えている前期高齢者です(笑) 。
  さてその工学部岳陵会のOB会ゴルフが11月1,2日開催されたのでご紹介します。
 参加メンバーは関西から藤原(60年入学),立原(61),森本(61),新庄(63)の4名、名古屋から中野(66),大槻(66)、そして関東地区から寺澤(60),和田(63),飯田(65),,そして後藤の計10名は初日の1日 9時17分、新幹線三島駅に関西、名古屋組が到着。タクシーで20分後には沼津ゴルフに到着しました。このゴルフ場は東名高速沼津ICから5分と近く、昭和39年開場の駿河湾を見下ろす丘陵コースです。尚、当方現在のここのハンデイは16です。 10時5分スタートし、昼食をはさみ、夕方4時20分、無事夕暮れ前に完了。ベストグロスは 名古屋の大槻さんの84でした。風呂には入らず3台の車に分乗して東名高速に入り、御殿場ICから箱根仙石原へ途中の車中から夕暮れで赤く染まる富士山は、画家林武の吊画 「赤富士《のようでした。みなさんもこの景色には感動したようです。
 本日の宿泊は寺澤さんが会員の東急ハーベスト箱根甲子園。早速温泉に入り今日のグリー ンは早かったとゴルフ談義が盛り上がりました。夕食は和風懐石で酒を飲みながらの歓談、全員が近況報告を披露してくれましたが残念ながら山行報告はありませんでした。立原さんが今夏ロッキー山麓をご夫婦でトレッキングしたのが山行報告らしきもの。 現役でご活躍中は新庄さんで、同志社中学の跡地利用では設計関連で貢献されたとの報告でした。
 さて、今日も昨日と同様に快晴、コースは名門箱根カントリークラブ。日本HP社長 だった寺澤さんがメンバーで理事長は細川護煕元首相、昭和29年開場で、箱根の外輪山に 囲まれた雄大でフラットなコース。ブルドーザーを使わず手作りとのことで、グリーンの整備も素晴らしく、簡単に3パットが出てしまいました。関西の名門は昭和7年開場の広野 ゴルフクラブですが、同等の品格をもつコースでしょうか、晴天の中、周囲の山は紅葉で色づき、スコアとは別に素晴らしい一日で皆、満足でした。今日のベストグロスは立原さんの91で 東西対抗戦は東の圧勝。来年も全員元気でゴルフをしようと再開を誓い、別れとなりました。
 最近は若者にはヤマ人気がなく、この工学部岳稜会は廃部となりましたが、野田(63)さんを中心に八方スキー合宿、そしてゴルフほかOBが集まりました。3年前には50周年記念の会を開催し、100名近いOBが集まりました。 東京一極集中から歪が目立つ昨今、ノーベル医学生理学賞を受賞した山中教授と わが工学部物質化学工学科卒業の高橋和利京大講師と関西勢の一層の奮起を期待する昨今です。