お知らせ

理工学部の小寺政人教授の論文がChemistry A European Journalに掲載

 2016年4月18日に理工学部 機能分子・生命化学科 小寺政人教授の Chemistry A European Journal に掲載された論文が、Hot paperに採用され、Frontispiece(口絵)になりました。  

 本論文は、メタン酸化酵素の酸化活性種である「オキソ架橋高スピン二核鉄(IV)」の構造と高い反応性を再現するバイオインスパーアード二核鉄錯体に関するものであり、分光学的及び速度論的解析による酸化活性種の生成機構の解明、アルカンのC-H結合開裂における特異的に大きな速度論的同位体効果、アルカンをアルコールに酸化する高い触媒活性などが記述されており、従来の二核鉄錯体に比べて600倍以上高活性であることを見出しました。

 詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/20160908.html
をご覧ください。