2015年10月23日、24日に開催された第48回酸化反応討論会におきまして大学院理工学研究科応用化学専攻の平松南実さんがポスター賞を受賞されました。
平松南実さんは、生体内で多様な酸化反応を司る非ヘム鉄酵素の酸化活性種である単核鉄(IV)オキソ種を試験管の中で発生させ、その反応活性を有機化学的に制御することに成功しました。また、酸化活性を示さないと従来考えられていた鉄3価μオキソダイマー種の存在下においても、単核鉄(IV)オキソ種と同様に、酸化反応が進行することを発見し、鉄3価μオキソダイマー種から単核鉄(IV)オキソ種が発生する可能性を世界に先駆けて示しました。
詳細につきましては、
http://se.doshisha.ac.jp/doc/news/2014/20151027.html
をご覧ください。